実家のFUJITSU FMV-C301がお釈迦になって、紆余曲折を経て知人のT氏からASUSのWindows 10を搭載したPC(ASUS ET1611PUT)を貸してもらったことは、既に「『四川省』ラプソディー」で述べた通りです。「Outlookの使い方が分からない」・「印刷する時の手順が分かり辛くなった」などと両親は言っています。
「オヤジが『今まで使っていたサーバーを直して使いたい』という意向が強いのは、要は『四川省』で遊びたいからではないか?」という仮説も、同じエントリーで触れました(父はタワー型のPCを「サーバー」と呼ぶ)。父は「借りているサーバーに乗り換えるかどうかは11月30日までに判断する」と繰り返すため、「待つしかないか」と思いました。借り物のASUS ET1611PUTで「四川省 for Win Ver2.13」が走ることが分かったため、「買取と返却は五分五分」だと踏んでいました。
三日前(2016年11月26日)の夕方に父から私に電話がありました。「せっかく借りたWindows 10が入っているパソコンだから、先方の言い値で買いたい」とのこと。「Windows 10の取扱説明書とパソコンの保証書が欲しい」と言う父に、「Windows 10の取説はないよ。みんな使いながら操作法を覚えて行っている。数年前のPCだから保証書はないかもしれないけど訊いてみる」と言って電話を切りました。
中古のWindows PCの相場は詳しくないのですが、知人のT氏は「今まで使っていたFMV-C301を俺に下取りに出してくれるなら、Microsoft Office 2013込みで5万円でいい」と言ってくれています。今度実家に寄った時にプチプチで包んだFMV-C301をダンボールに詰め込んで、彼に発送する予定です。T氏ならやOSやドライバ、アプリケーションや手持ちのパーツをインストールし、FMV-C301を蘇らせることができるでしょう。快く彼にドナドナすることとしました。
ASUS ET1611PUTのセットアップは少しずつ進めるつもりです。父はMicrosoft Outlook/Word/Excel、四川省しか使いません。母はデジカメで撮った写真を印刷するだけです。全ての機能を使いこなす必要はないし、できっこないので、二人が困っている時にサポートすれば良いと考えています。